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月別アーカイブ: 2025年5月

双田建設のよもやま話~図面のチェック~

皆さんこんにちは!

双田建設、更新担当の中西です。

 

今回は、図面チェックについてです。

ということで、リフォーム工事よく起こる施工ミスクレーム未然防ぐための「図面確認ポイント」と「注意すべ点」りやすく整理ます。

 

リフォーム工事において、図面設計意図・工事範囲・作業手順共有するための“言語”です。新築なり、現場多く既存条件存在するリフォームでは、図面正しく読み取り、必要修正事前行う「図面チェック」非常重要です。


1. リフォーム工事における図面役割

  • 現況正確把握採寸・現地調査寸法確認

  • 設計変更明確状態プラン差分管理

  • 工種調整電気・設備・大工など工程干渉防ぐ

  • 施主説明ツール仕上がり誤解防止


2. 図面チェック基本項目一覧

項目 チェック内容
寸法整合性 仕上げ寸法違い、既存整合、実測反映
建具まわり ドア開閉方向、開口寸法、既存取り合い
設備機器配置 給排水位置、電源有無、換気経路
コンセント・スイッチ さ、数、使用目的配置
解体範囲 境界曖昧さ、部分撤去明確
天井・仕上げ 既存段差、暖房下地補強有無
家具・収納 家具可動域、干渉、コンセント位置競合
梁・柱・躯体干渉 照明・位置、下地補強必要性

3. 特に注意すべき“落としポイント”

1)既存現況不一致

  • 古い住宅マンションでは、図面現場寸法一致しないこと多い。

  • 実測+写真補完し、図面修正メモ反映すること重要。

2)“平面だけ”判断しない

  • 電気配線設備配管立体空間必要する。

  • 断面スケッチ方向まり確認。

3)部分解体による想定露出

  • タイル、下地ボード、断熱材、配管意図露出するリスク。

  • 工事に「想定解体図」や「部分」明示望ましい。


4. 図面チェックチーム行うメリット

  • 設計担当だけなく施工担当(職長)共同確認

  • 工種ごと干渉チェック(大工・電気・設備)

  • 施主立会確認で「ない」防止

チェック内容を「共有図面(マークアップ)」記録ば、進行是正対応変更即応できます。


5. チェックリスト活用すすめ

チェック項目 OK/NG コメント
洗面台下配管ルート確認 OK 実測より5cm寄せる必要あり
ローゼット照明位置 NG 干渉する、位置調整
キッチン排気ダクト干渉 OK 天井取り合い良好

こうした記録残すことで、確認指示行き違い防止し、クレームリスク最小限抑えます。


リフォーム工事において、図面チェック単なる確認作業ではなく、「未然トラブルぎ、現場混乱なくす」ため重要品質管理工程です。工事図面丁寧読み、想定れる課題事前洗い出すことで、信頼れる施工実現できます。

 

双田建設のよもやま話~図面の書き出し~

皆さんこんにちは!
双田建設、更新担当の中西です。

 

今回は、図面の書き出しについてです。

ということでリフォーム工事における図面役割と、どのよう書き出すか、またどこ注意すべしく解説ます。

 

リフォーム工事は、新築工事なり「既存建物状態」設計・施工進める必要あり、現場対応われる分野です。そので、図面書き出しは、施主合意形成・職人意思統一・見積精度確保ない工程です。


1. 図面書き出しは?

図面書き出しは、プランニング・現場調査・ヒアリングに、リフォーム状態として具体する作業です。

主に以下図面ます

  • 現況既存建物平面・面・断面)

  • 改修設計間取り変更、設備位置、仕上げ)

  • 設備配管、配線、空調機器配置)

  • 詳細造作家具、浴室、キッチンまり)


2. なぜ図面重要か?

1)施主誤解防ぐ

  • 想像た」といったトラブル未然防止

  • 色・寸法・開口方向など細部共通認識形成

2)人間連携円滑する

  • 設備業者・内装業者・大工作業工程調整

  • 業者持ち場責任範囲明確分ける

3)見積正確性上がる

  • 材料数量、工数、工期図面正確算出

  • 見積施工差異減ること信頼獲得つながる


3. リフォーム特有注意

既存不明確認記録】

  • 配管・構造など“見えない部分”調時に写真+スケッチ補完

  • 解体後に確認必要部分図面に「現場確認」明記

躯体まり重視】

  • 特に木造住宅RCリノベでは梁・柱・躯体干渉要注意

  • 天井寸法」や「開口寸法」施工可能範囲検討

実測基づく寸法化】

  • 古い住宅中古マンション図面実測あること多い

  • クロス下地現場い、図面反映


4. 図面作成使えるツール活用

  • CADソフト(Jw_cad、AutoCAD、ARCHICAD)

  • 3Dソフト(SketchUp、Revit、ROOMLE)

  • 施主説明パース・3D図(CGパース、VR)

図面併せて視覚説明することで、施主納得格段上がります。


5. 書き出し精度が“現場力”決める

  • 図面整備=現場迷い・戻り・やり直し削減

  • 分かる図面」が、ベテランから新人まで一貫した施工可能

  • 写真付き施工指示書・納品書連動業務効率向上


リフォームは“変化”生み出す工事あるからこそ、図面という「言葉できない部分伝える道具」重要なります。図面書き出し精度高いほど、工事満足比例上がるです。

 

ブログ更新をはじめました。

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今後ともよろしくお願いいたします。